22世紀のトモダチ

♬鉄分 チョット足りないな〜

    ゴフッ、ゴボゴボゴボ、

     ズリュズリュリュ・・・

 「はい、ドラ・レバァ~」 ♬

  

 

 

 

最後に腹よじ切れんばかりに

大笑いしたのがコレ。

昔、勤めていた飲食店の料理長が

落ち込んでいた僕を励まそうと

披露してくれた十八番ギャグ。

 

 

 

 

他に色々方法もあったろうに、

・・・何故にそれ?

 まあ、気持ちは嬉しかった。

 

 

 

そんなこんなでドラえもん

秘密のポケットから取り出すは

ドキドキ、ワクワク冒険の日々。

ところで君のポケットからは何が出てくる?

 

 

 

 

 

 

 ♪ポケットを叩くとビスケットが二つ♪

 

 ピロリロリーン、ピロリロリーン。

聞こえてくるは電子音、表示は1UP。

ヒゲのオッサンが亀を踏み続ける。

 

 

「チョット待ったー、虐待反対!」

現れたるはやはりこの人、タロウ・浦島。

配管工VS漁師。腕っ節には双方自信あり。

中々の好カード、決着や如何に⁈

 

 

こんな妄想。

 

 

 

 

 

 

 

「オレのポケットには大き過ぎらぁ」

ご存知、世紀の大泥棒の名セリフ。

 

手に入れることが出来るのは

その掌に収まるものだけ。

欲しい物が大きければ

それに見合った器になる必要がある。

 

 

また、それがどんなに素晴らしく

喉から手が出る程、欲しい物だとしても

手に入れてしまってはいけない物がある。

 

 

そんな人生訓。

 

 

 

 

 

 

 

「こいつは俺のポッケに預かっておく」

 

ハリーはそう言うとホッケーのチケットを

マクガイバーから取り上げる。

子供の時にも同様のやり取りがあったな、

その時の1シーンを回想するマック。

 

 

どんなに年を取ろうとも変わらぬ関係。

移ろい易い時の流れの中、

変わらないでいてくれる存在こそ

掛け替えの無い宝物。

 

そんな安心感。

 

 

 

 

 

 

 

ポケットの中身を見ると

その人の人生や人となりが

少しだけ垣間見えることがある。

アナタのポッケには何が入ってますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

ところで、何で婆ちゃん達はいつでも

飴ちゃんをポッケから出せるんだ?

チャーリーの工場的な所に繋がってる?

アレこそまさにドラポッケじゃないのか?

 

 

 

僕の中で「ドラ=婆ちゃん」説、濃厚。

今度、学会で発表しよう。

シカトされても、石ころ帽子のせいさ。

 

 

 

  

 

 

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